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台湾人の声
はじめに

1895年、日清戦争の結果台湾と澎湖諸島は日本に割譲され、1945年第二次世界大戦が終結するまでの間、台湾と澎湖諸島は50年間にわたって日本の領土であり、そこの住民は日本の国籍を持っていました。

1951年のサンフランシスコ平和条約、1952年の日華平和条約などで、日本は台湾及び澎湖諸島の主権を放棄しましたが、どの国に返還するかは明示されませんでした。つまり、台湾の帰属は、未定のままでした。その後台湾は、50数年の間、中国国民党による一党支配体制下におかれました。

1990年以降、李登輝前総統時代に政治の民主化、台湾化が徐徐に進められ、憲法の改定と選挙が何度か行われました。2000年に政権交代が実現してから、「台湾人の台湾」という理念のもと、政治の本土化が一層進み、国内、国外種種の問題を抱えながらも、着実に民主主義・主権独立の道を歩んでいます。

一方で中国は、台湾は古くから中国の固有の領土だったと主張し、武力に訴えてでも台湾を「統一」するとしています。

こういう状況の中で、台湾の人たちは、自分たちのアイデンティティや中国との関係などについてどう考えているのか、日本は無関心ではいられないでしょう。

そこで、われわれが台湾問題を考える際の一助に、台湾にアイデンティティを求める現地有識者の論述を、適宜選んで邦訳し、「台湾人の声」として、この個人運営のウェブサイトで紹介して行きたいと思います。

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創刊:2002/12/01
更新:2003/6/19

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